勇希の50メートル手前。

健斗は後輩とふざけ合っていた


健斗もバスケ部員である。

…が、3年で最弱。



その性格から、
後輩からの支持は圧倒的である。



バスケは好きだが、練習は面倒


レギュラー入りギリギリの技術…

それでも彼は、部内の誰よりも
楽しそうにバスケをしていた。