「一くん!!」 船に乗りかけていた一は 雪奈の声に振り返った 「広末・・・さん」 一瞬はっとした一は すぐに背を向けた 「待って!」 「一!!」 雪奈と勇希が叫ぶ それでも一は 振り返ることすらしなかった もっと、足が早かったら 必死で走るが、まだ距離がある 一の姿は船内に消えた