「やっぱお前 スゴいな。」 拓海がポンと 瑠璃の頭をなでた 「すごくなんか ないよ」 それを振り払うようにして 瑠璃が言う。 「こんな力 いらない」 「瑠璃、どうしたの?」 「見えなくていいもの見えるし 知りたくないことも分かる。 好きな人がいたって―――――――― 初めっから、あきらめるしかないんだ」 唇をかみしめる瑠璃 普段感情を表に出さない瑠璃 そんな瑠璃が 感情を爆発させる。 拓海は唖然とした