♥恋する生徒会♥ ~with friends~



「イヤだ!」

歩はすでに泣きだしている


「・・・・・・

なんで、泣いてるの?」

不思議そうに尋ねる一


「イヤだからだよ

決まってるでしょ」


「・・・・・・」


「ねぇ

なんとか言ってよ!」

歩は一の肩を揺らした


「黙って」

一は歩を振り払う


「っ・・・」

小さな歩は飛ばされてしまった

「おい、ちょ

大丈夫?」

健斗が歩を支える


「おまえ

何があったか知らないけど

いい加減にしろよ?」

勇希が一をにらんだ