「どうしたの?」 「帰る。」 「え、帰るって どこに・・・・?」 歩に動揺が走った 「この島から出てくってこと」 ぶっきらぼうに一が答えた 「ちょっと・・・ どうしたんだよ急に?」 健斗も驚きを隠せない 「ケータイは?」 健斗を無視して 尋ねる一 「ちょ、ちゃんと説明しろよ」 「うっさいな いいよ、自分で探す」 一は部屋を出て ケータイを探った