「ねぇ?」


「ん?」

問いかける拓海に

振り向く雪奈


「オレ、お前のコト

 好きかも・・・」


そう言うと

拓海は雪奈にキスをした


「んッ」

雪奈が小さく声を上げる


拓海の手が雪奈を抱きしめた



「イヤっ」

雪奈は拓海を突き放した


「なんでこんなことするの!?」


「え、ゴメン・・・」


「アンタなんか

 キライ!」