「もぅ、決まった事なんだ」 「それはもぅ、変えられないの?」 「たぶん、ね」 「そっか・・・」 瑠璃の表情はますます曇る 「いいよ、もう話すね」 「え?」 「そんな顔されたら オレが困るよ」 一はもう一度微笑んだ 「オレさ、夏休みが終わったら 転校することになったんだ」 「転校?」 「うん、親の転勤でね ずーっと遠くに行くんだ」 「そぅ、なんだ」 「まぁ、それだけの事なんだけどね」