「包丁で殺されたからだよ」 瑠璃が起き上った 「瑠璃、大丈夫?」 茜が尋ねると 瑠璃はゆっくりうなずいた 「1回パニックになると もう何を言っても聞かないらしいんだ」 学が腕を組む 「だから、私が無理矢理 むこうに戻すんだよ」 「そんなこともできるの?」 「できちゃうんだよね 最初はなんとかなってたんだけど 最近は、意識なくなっちゃうんだ 海希が強くなってるんだよ」 「なんで?」 歩が首をひねった 「それは、私にもわからない」 「さみしいんだよ」 茜がポツンと呟いた