鈴香はひとつひとつ

説明していった



「ありえへん

 校長つぶす」


「意味分らん」


部員からは不満の声が上がった


「ほんと、ごめんね」


涙交じりの鈴香


「先輩・・・」


「もぅ泣かんでよ」


「先輩は悪くないよ」



「みんな、ありがとうね」


鈴香はもう一度頭を下げた