「なんなのその頭は!」 その問いに一言、 「なんでもいいから、 学校来いって言ったのは、 そっちだよ。」 そう言うと空いてる席に、 腰を下ろした。 「今日はしょうがないわね。 明日からは、 きちんとしてきなさい。」 それだけ言うと、 午後の授業が始まった。 彼女の席は、僕の隣。 そして桐谷君の後ろ。 不良が二人。 僕は黒板に目を移した。