「はぁー…分かったよ。夏菜ちゃん立てる?」 えぇ!? 春矢先輩まで…… そのまま私は春矢先輩に連れられ、救護所へ。 「ん~、結構酷いわね……捻挫よ。」 保健の先生は、忙しいから。と言って、処置の仕方を春矢先輩に教えて他へ行ってしまった。 春矢先輩が丁寧に湿布を貼って、テーピングをしてくれた。 「これで、午後の借り物競争は軽くは走れると思うけど…。」 「え……!?」