「朝~、二人三脚の他に何に出る?」




「そうだねぇ~」



黒板を睨むように見る朝さん。



只今、体育祭のことを色々決めてて。



「二人三脚はなんとか死守は出来たけど、あと残ったのは…」



「障害物競走か借り物競走だよ~」




走る系は絶対無理だって…




「よし、分かった!!」



朝が突然立ち上がった。



なにが分かったのさ!!



「私は障害物に出てあげるから、あんたは借り物出な!」




「え!?…いいの?」



「うん!!」



朝さーん、あなたは神様だぁ~!!