季節は秋。 先輩と晴れてカップルになってから早5ヶ月が経とうとしていた。 「かぁ~な! 帰ろぉー♪」 「うん、今行くー!」 私はいつもの様に先輩と帰る。 「じゃあね、朝♪」 「はいはい、毎日幸せね~。気をつけて帰んなぁ!」 彼氏の春矢先輩を待ってる朝(とも)とわかれた。 「高城、お待たせッ♪」 この頃には、先輩のことを"高城(たき)"と呼び敬語も遣わなくなっていた。