━━━━倉庫の小窓から見える空の色が暗くなってきた。 誰も来てくれなかったらどうしよう…。 でもこんな姿誰かに見られたくない。 助けて…仁! プルルル プルルル 私の携帯が鳴り出す。 仁だ!きっと仁だ! でも、ユカリに棚の上に置かれたために携帯が取れない。 もどかしさから手足をバタバタするが、無意味だった。