そう思った時にはもう遅かった。 後ろから誰かに蹴られてマットの上におもいっきり転んだ。 すると後ろから腕を掴まれ縄か何かで縛られた。 「ちょっ!!」 振り返るとそこには背の高い強そうな2年の男の先輩が居た。 怖い… 怖い怖い! 「ふふふっ」 ユカリは私を見て得意げに笑って言った。 「別に何もしないわよ…私に従ってくれれば」 あの時の様にニヤニヤと笑う彼女に鳥肌がたつ。 「何を、従うの?」