「ごめん、夏希。 まじでごめんな…」 そう呟くとポッカリ空いたような虚しい心が傷んだ。 落ち込んでる場合じゃないんだ。 俺にはやらなきゃいけないことがまだある。 でも今日は無理だ。 今日だけは…。 夏希、幸せになれよ。