心~保健室の先生と私~

「わかった」


石川の身体は、熱かった。


熱は下がるどころか、上がってるんじゃないかって思った。


俺は石川を抱き上げた。


「ごめん、変なとこ見せて」


「いや、全然」


「お疲れ」


休憩室に居たやつに謝って、店内に出た。


「石川?」


また眠ってしまったみたいだ。


さっきまで客が座ってたところに、石川を抱いたまま座った。


しばらくすると。


「裕介、タクシー来た」


陸が知らせに来てくれた。


「サンキュ」