心~保健室の先生と私~

石川の目が、ゆっくり開いた。


「あれ、私?」


どうしたんだっけ?


「先生、私・・・」


「倒れたんだよ。覚えてないの?」


「あっ・・・」


思い出した。


くるって、身体の向きを変えたら。


急に立ちくらみ起こして、その場に座り込んでしまったんだ。


で、私・・・


助けてって。


先生に言った。


言ってしまった。


「ごめんね、先生」


「なにが?」