心~保健室の先生と私~

俺がまだこの仕事をしてるのには、少し理由がある。


「何でこんな時間に、ここに居るんだ?」


陸が俺に聞いた。


「散歩だって」


「散歩!?」


陸の声が裏返った。


「何で散歩なんか。熱あるよな、この子」


「昼休みから、保健室で寝てた」


石川の顔をまじまじと見る陸。


「そんな見るな」


「いいじゃん。減るもんじゃないし」


「ただのホストに、俺の大事な生徒見られてたまるか」


「わーなにそれ。俺の女取られるみたいな?」


「陸、いい加減にしろよ」


「怒った、怒った」