心~保健室の先生と私~

「怒ったら、今すぐ帰るのか?」


「んー逃げると思う。怒られるの嫌いだし」


「俺も一応教師だからね。こんなところで、自分の学校の生徒見つけて怒りたくならいわけないだろ?」


「でも先生は、私に怒っちゃいけいんだよ?」


「なに言ってんの?」


「だって同罪じゃない。今、こんな場所に居るってこと」


また作り笑いを、石川はした。


「わかったから、帰りなさい。自分の身体わかってるの?」


顔は赤いし、目は潤んでる。


まだ熱があるんだろうなって思った。


「帰るよ」


石川は俺に背を向けた。


と、同時にその場にしゃがみ込んだ。


「石川!?」