心~保健室の先生と私~

「ゆっくり休めばいい」


「そうする」


「ほんとに寝るか。俺は休めないからな」


「保健室の先生って、大変だね」


「ああ。でも、やっててよかった。愛花に出会えたから」


その日も、俺たちは同じベットに入った。


愛花が眠ったころ、そっとベットを抜け出した。


ケータイを取り出して、ストラップを取った。


それから、明里と一緒に取った写真。


最後にもらった手紙に、全部一緒に入れた。


「明里、今までありがとう」


そう呟いて、引き出しの一番奥にしまった。


これからは、愛花と一緒に。


前だけ見てく。


そう誓って。