心~保健室の先生と私~

「そうだな」


「私、頑張る」


「頑張らなくていい。俺が笑わせてやる」


「ありがと」


「愛花は独りじゃない」


「うん」


「俺がずっと傍に居てやる。だから、安心していい」


小さく愛花がうなずいた。


「お父さんは居なくなってしまったけど、愛花が忘れない限り愛花の心に居るから」


「うん」


「きっと空から見守ってくれてるよ」


「うん」


「そういえば俺、お父さんに言い忘れたことあった」


「なに?」


愛花が顔を上げた。