心~保健室の先生と私~

「そう思ってるのは、案外裕真だけかもな」


「マネージャー!」


「嘘だよ」


大きな声を出して笑うマネージャー。


「俺、からかわれてばっか」


「愛花って子にも、からかわれるのか」


「はい」


「気が合いそうだな。今度連れてきなさい」


「それは無理です。愛花をこんなとこに、連れてきたくありません」


「ははっ、そうか。他の男に取られても困るからな」


「マネージャー」


「とにかく、お前が決めたことだ。ちゃんと、その子を守ってあげなさい」


「はい」


「また顔出しに来な」


「はい。今までお世話になりました」


俺は頭を下げて、店を出た。