心~保健室の先生と私~

「心葉・・も、いた・・し」


「うん」


「でも・・・」


あとは何も言えなかった。


言葉が出てこない。


いつまでも泣き続ける愛花を、俺はしっかり抱きしめた。


「愛花、少し横になろう。疲れただろ?」


そっと愛花を離して、ベットに寝かせた。


「何か飲む?」


「ホットミルク」


「ん。待ってて」


まだ顔に残る涙を拭いて、俺は台所に行った。


望み通り、ホットミルクを作る。


カップに注いで、愛花のもとに持っていく。


「愛花」