心~保健室の先生と私~

俺は愛花を抱き上げた。


愛花を抱き上げるとき、いつも思う。


軽すぎるって。


「愛花、気分は?」


愛花の部屋に連れて行き、ベットに下ろした。


「ちょっと気持ち悪いけど、大丈夫」


「そっか。着替えた方がいいんじゃないか?」


「うん」


今日のお葬式に、愛花は制服で来ていた。


「俺出てくから、着替えられたら教えて」


こくんと、小さくうなずく愛花。


廊下に出ると、心葉ちゃんが立っていた。


「どうしたの?」


「お姉ちゃん、大丈夫?」


「大丈夫だよ」