心~保健室の先生と私~

「なんか、くらくらしちゃって」


昨日からほとんど食べてない。


今日の朝も、ご飯と味噌汁を一口食べただけで終わった。


それに、さっきのお葬式でそーとー神経使ってた。


貧血が起こるのも当然だ。


「お姉ちゃん」


玄関から、心葉ちゃんが出てきた。


しゃがみ込んでる愛花を見て、驚いた顔をした。


「お姉ちゃん、どうしたの?」


心配そうに、愛花を覗き込む。


「お姉ちゃん運ぶから、玄関開けてもらっていい?」


「うん」


心葉ちゃんは、俺の言葉に素直にうなずいて玄関を開けた。


「ありがと、心葉ちゃん。お姉ちゃん部屋に運ぶから、お母さん呼んできてくれる?」


「わかった」