心~保健室の先生と私~

いつか私にも、教えてね。


「お姉ちゃん」


心葉はずっと泣き続けてる。


「心葉、笑って。笑ってお父さん、見送らなきゃ」


「うん」


必死に涙を止めようとしてる。


「こちょこちょ攻撃」


私は心葉の、脇腹をくすぐった。


「やだ~くすぐったい」


「もっとやったげる」


「やだ~」


「心葉、涙止まった?」


「うん」


「じゃあ、一緒に祈ろう。お父さんが、天国で幸せに暮らせますようにって」


「うん」