心~保健室の先生と私~

「はい」


「先生は、あの人に会いました?」


「はい。ちゃんと、認めてもらいました」


「そう。よかったです」


「裕介君って呼んでもらいました」


「あの人言ってました。息子が欲しかったって」


「そうですか」


「私も、裕介君って呼ばしてもらおうかしら」


「ぜひ」


「じゃあ、裕介君。ってゆーより、愛花の未来の旦那様かしらね?」


「愛花が望むなら」


愛花の母親は、にっこり笑って車に乗り込んだ。


愛花の顔は、父親に似てた。


でも性格は、母親似かな。


そう思った。