心~保健室の先生と私~

それから愛花が目を覚ましたのは、2時間後。


「起きた?」


「うん」


ベットに近づくと、愛花の目が開いていた。


顔色は、あまり良くなかった。


「もうお昼だ。お腹すいただろ?」


「食べたくない」


「愛花」


「ごめんね。頭痛いから、もう少し寝る」


そう言って、俺に背を向けてしまった。


ベットに座って、手を伸ばして愛花の額を触ってみる。


特に、熱がある感じはしなかった。


「アイスノン持ってこようか?」


「うんん」


「わかった。気がすむまで眠ればいい」