心~保健室の先生と私~

「返して。誰かお父さん、生き返らせてよ!」


「愛花!無理言わないの」


頭が割れそう。


泣いたことで、身体が熱い。


「愛花、帰るの。お母さんと一緒に、帰るの」


「いや。ずっとここに居る!」


愛花は、俺の肩に顔をうずめた。


「もう、ヤダ。私も、お父さんとこ行く・・・」


「バカ言わないで!」


愛花の母親は涙を流しながら、でも表情は怒っていた。


「愛花、帰ろう」


俺は愛花に、そう言った。


「もう、帰るとこなんてない」


「俺のとこにおいで」


「先生」