心~保健室の先生と私~

眠っただろうか?


しばらくすると、微かに愛花の寝息が聞こえてきた。


一人で、ここに来て。


一人で、父親の姿見て。


怖かったよな?


認められないよな?


事故なんて、いつ誰に起きるかわからない。


自分は大丈夫って、誰もが思ってる。


だからこそ、実際こーゆー場面に遭遇すると何も考えられなくなる。


特に、大切な人を突然失った場合。


俺が明里を失ったのは、彼女が病気だったから。


いつかは、このときが来るかもしれない。


永遠の別れが。


だから、覚悟は決めてた。


それでも、その覚悟は完璧じゃなかった。