心~保健室の先生と私~

「具合が悪くて頼ったのが、お父さんじゃなかったってこと」


「お父さん・・・」


「家族なんだから、そーゆーときは一番に頼っていいんじゃないか?」


「うん」


「愛花が離れて行ったみたいで、寂しかったぞお父さん」


「ごめんなさい」


なんだか、泣きそうになった。


「泣くことないだろ?別に怒ってるんじゃないんだ」


「うん」


わかってるけど。


涙が流れてくる。


「ごめんなさい」


「愛花、もう謝らなくていいよ。お粥、食べなさい」


「うん」


スプーンを持って、口に入れた。