心~保健室の先生と私~

ウトウトしてた。


「愛花、入るよ」


その声で、少しだけ目を開けた。


お父さんが、お盆を持って部屋に入って来たとこだった。


「食べなさい」


私は起き上がって、お盆を受け取った。


梅干しがのった、お粥だった。


お父さんはカーペットの敷いてある床に座った。


「おいしい」


「よかったよ」


そのとき、朝から初めてお父さんの笑顔を見た。


「お父さん、ごめんね」


私は持ってたスプーンを置いて、お父さんに謝った。


「お父さんこそ、ごめんな」


「えっ?」