心~保健室の先生と私~

「先生、風邪うつったらごめんね」


「これくらいじゃ、うつらないよ」


まだだるそうに、俺に身体を預けてくる愛花。


「今度からは、もっと早く言えよ?」


「うん」


「完全に治るまでは、学校休めよ」


「うん」


「キスしていい?」


「なにいきなり」


「ダメ?」


「ダメ。風邪うつるから」


「うつんないって」


そう言って、愛花に顔を近づけたとき。


「愛花、入るよ」


部屋の外から、男の人の声がした。