心~保健室の先生と私~

「だいぶ下がってるな」


まだ熱いが、9度台ではないと思う。


「先生、寝れた?」


愛花が熱を測りながら、俺に聞いた。


「大丈夫だから」


測り終わった体温計を受け取った。


「7度8分か」


その体温に、少しホッとした。


「水飲む?」


「うん」


新しいペットボトルを開けて、愛花に渡した。


ごくごくと水を飲んで、愛花は俺にペットボトルを返した。


「先生、ありがと」


ベットの背もたれに背中をつけながら、俺にお礼を言う愛花。


俺もベットに座って、そっと愛花を抱きよせた。