心~保健室の先生と私~

そんな言葉並べて、愛花は自分のこと隠そうとする。


もっと素直になれよ。


もっと甘えろよ。


それが愛花らしいって言えば、それまでだけど。


これでも一応、お前の彼氏のつもりだからさ俺。


だから。


一人で我慢しなくていいんだ。


「家にお父さんいるのか?」


「うん。もうすぐ帰ってくる」


「ほんとに?」


「こんなことで、嘘ついてどうすんの?」


放課後、俺は愛花を家まで送った。


「わかった。仕事行く前に、電話するから」


「うん」


「ちゃんと寝てろよ」