心~保健室の先生と私~

お父さん。


何にも助けてあげれなくて、ごめんね。


大好きだったよ。


お父さんの働いてる姿。


私はケータイを手にした。


発信履歴も、着信履歴も。


ほとんどこの番号で埋まってる。


「もしもし?愛花?」


先生の優しい声が聞こえる。


「先生・・・」


「どうした?泣いてるのか?」


「うん。泣いてる」


「何かあったのか?」


「お父さん、工場やめるの」


「そっか」