心~保健室の先生と私~

「俺も、好き」


愛花は、こんな俺を受け入れてくれた。


いまだに忘れられない人がいる俺を。


「愛花」


ふわっと、先生の唇が。


私の唇に落ちてきた。


「いつか、思い出になるときが来るといいね」


「ああ」


「でも私、そんなに辛抱強くないからね」


「ん」


「先生より素敵な人が居たら、そっちに行っちゃうかも」


「マジかよ」


「嘘」


そう言って、愛花はケラケラ笑った。


「一生離さないから」