心~保健室の先生と私~

「バカみたいに、期待してんの。明里に、会えるんじゃないかって」


私は先生の腕に、自分の腕を絡ませた。


「ありがと、先生。私のこと、好きって言ってくれて」


「愛花」


「話してくれて、ありがと」


先生のことわかってよかった。


「先生、忘れなくていいよ」


「えっ?」


「大切な人のこと忘れるなんて、そんなのダメだよ」


「愛花・・・」


「いつか明里さんことが、先生にとって思い出になれるように。それまで、無理して忘れることないよ」


愛花は、俺ににっこり笑った。


「写真もストラップも、手紙も。全部持ってていい。捨てることない」


「・・・」


「それでも先生は、私のこと好きなんでしょ?」