心~保健室の先生と私~

「抱きしめたあの夜から。本気で、愛花を守ってやりたいって思った」


先生のぬくもりが、手を通して伝わってくる。


「愛花のこと、好きだ」


もう一度、先生が言った。


「だから、少しだけ時間をくれないか?」


「時間?」


「俺に、明里を忘れる時間。少しだけ・・・」


「いつまで、待てばいい?」


「それは・・・」


正直、わからない。


明里を忘れられないで、2年。


いまだに、ホストの仕事をしてる俺。


もしかしたら、明里に会えるんじゃないかって。


意味のない、期待をして。


「先生、ホスト辞められないのって・・・」