心~保健室の先生と私~

愛花に電話掛けてたのか。


番号は、俺のケータイから勝手に盗んだんだろう。


「愛花・・・おいで」


「うん」


先生と私は、ベットに座った。


しばらく先生は、何も言わなかった。


「ごめんね、先生」


「えっ?」


「先生の写真、勝手に見て」


愛花はうつむきながら、俺に言った。


「愛花、俺の話聞いてくれる?」


こくりと、愛花はうなずいた。


「あの写真の人は、俺の彼女だった人」


「だった?」


「2年前に、病気で亡くなった」