心~保健室の先生と私~

ドアを叩くと、久しぶりに聞く先生の声。


それだけでも、涙が出そうになった。


ガラッと、ドアを開けた。


「愛花・・・」


先生は、驚いて私を見た。


「先生」


「どうして、ここに?」


「陸ってゆー人から、先生が私に話あるって」


「陸が?」


「ケータイに電話、掛かってきたの」


あのときだ。


陸が仕事中に、外に出てなかなか戻ってこなかったとき。


俺が呼びに行ったら、ちょうどケータイを切ったところだった。


それで、俺に言ったんだ。


頑張れよって。