2週間。


3週間。


何もしないまま。


時間だけが過ぎてく。


そんなある日。


私のケータイに、知らない人から電話が掛かってきた。


夜の10時頃。


始めは、無視してた。


知らない番号に出るのは、怖かったし。


間違い電話か何かだと思ったから。


それでも、しつこく着信音が鳴り響く。


切れては鳴り。


切れては鳴り。


何回目かのコール。


私は思い切って、電話に出ることにした。