心~保健室の先生と私~

明里との思い出の品。


この写真も。


ケータイにつけてる、色違いのストラップも。


お葬式の後にもらった手紙も。


全部、捨てられない。


捨てたら。


明里と過ごした日々が。


全部消えてしまいそうで。


無くなってしまいそうで。


嘘になってしまいそうで。


「あーそうか」


愛花が俺に聞いた。


この水族館、来たことある?って。


きっとケータイを拾ったとき。


このストラップ見たんだろう。