心~保健室の先生と私~

明里の代わりじゃないけど。


俺に助けを求めてきたら、絶対助けようって。


そう思った。


だから愛花が、助けてって俺に言ったとき。


明里の分も、この子を楽にしてあげたいって思った。


最初は明里の代わりだったかもしれない。


明里にしてあげられなかったこと。


愛花にしてあげようって。


でもいつからか。


あの夜、愛花を抱きしめたとき。


愛花は。


明里の代わりではなくなった。


本気で、愛花を守ってやろうと思った。


大切にしたいと思った。


俺の中に、いまだに明里がいるのは事実。