心~保健室の先生と私~

思わず俺は、そう呟いてた。


甘えたいなら、思いっきり甘えればよかったのに。


助けてって言いたいなら、俺にその気持ち言ってくれればよかったのに。


無理して、強がらなくてよかったのに。


もう2年も前の話。


いまだに俺は、明里を忘れられないでいる。


もしかしたら。


ここで働いてたら、また会えるかもしれない。


もういないのに。


そんな期待をしてる俺がいる。


だから、あの仕事を。


辞められないでいる。


愛花を見たとき。


少しだけ、明里を思い出した。


悲しい目をする理由は違っても。