心~保健室の先生と私~

中の便せんには、明里のきれいな文字が並んでた。


ごめんねって。


お見舞いせっかく来てくれたのにって。


でも、弱ってる姿は見せたくなかった。


薬の副作用でボロボロになった身体。


裕介に見て欲しくなかった。


ほんとは、苦しかった。


もう治療なんてやめたいって思った。


私は強い。


そう思って、頑張ってきた。


でもほんとは、ものすごく甘えたかったし。


助けてって言いたかった。


裕介のこと、今でも好きだよ。


大好きだから・・・


「明里のバカ」