心~保健室の先生と私~

この世で私一人。


そんな気分になった。


「ベットもね、広いの。今まで隣に心葉がいたから」


先生は、黙って私の話を聞いてくれてた。


「心葉、泣いてた。どうして、お姉ちゃんは一緒に来ないのって」


昼間。


そう言って心葉は涙を流し、私の洋服にしがみついてきた。


思いだしたら、私も涙が出てきた。


先生に聞こえないように、口元を押さえた。


「愛花」


先生は静かに私の名前を呼んだ。


「我慢しなくていいよ」


「先生・・・」


「泣きやむまで、電話切らないから」


「ありがと」