心~保健室の先生と私~

「帰るぞ」


俺は愛花の手をとった。


「教えてくれるんじゃないの?」


「保健室でな」


愛花を抱きしめたとき。


その身体は、あまりにも小さくて。


力を加えたら、折れてしまいそうで。


守ってやりたくなった。


先生に抱きしめたれたとき。


なぜか、ホッとした。


大切な人はいらない。


でも、先生だったら。


信じていいかもしれない。


そう思った。


心が、先生を求めた。