心~保健室の先生と私~

「お前なぁ~雰囲気壊すようなこと言うな」


先生は私を離した。


私はそのまま、木の柵のところまで歩いた。


「ごめんね、先生。でもこれが私なの」


手で柵を持って身を乗り出すと。


夜景がもっとよく見えた。


風が吹いて、私の髪を揺らした。


「知ってるよ」


先生がポケットに手をつっこんで私に近づいて来た。


「俺をからかうのが好きなんだろ?」


「そう」


「妹思いで」


「そうなのかな?」


「ほかには?」


「ほか?」